2006年02月06日

メメント

★★★☆☆
ガイ・ピアース
キャリー・アン・モス

妻を何者かに殺されたショックから、10分しか記憶を保てなくなってしまったレナード(ガイ・ピアーズ)。彼は犯人を突き止める為、出会った人物や手がかりとなる物のポラロイド写真にメモを書き、忘れてはならない事は自らの体にタトゥーを彫り、事件の真相を追っていく・・・。
http://www.otnemem.com/

これは斬新なアイデア!
10分ごとの記憶をひとつのエピソードとして、それを現在から過去へさかのぼっていくという構成で、最初はなにがなんだかわからない。
誰が悪いヤツで誰が味方なのかも・・・。
しかし、過去へと進むうちにだんだんと真実がわかってくる。
「マルホランド・ドライブ」がこれと似たような構成になっている(という解釈がある)が、それに比べると、こっちは10分という短いエピソードの繰り返しなので、それほど難解ではない。
次の展開(このエピソードに至った過去のエピソード)が全く想像がつかないので、少しずつわかっていく過程が実におもしろい。

DVD版ではリバースシークエンス再生ができるので、
時間の経過に添って事件を連続して見ることが出来るのもおもしろい。
posted by yukari at 02:30| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画(サスペンス) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

マルホランド・ドライブ

★★★☆☆
ナオミ・ワッツ
ローラ・エレナ・ハリング

デビット・リンチ監督作品。
マルホランド・ドライブで車の衝突事故が起こる。
ただ一人生き残ったブルネットの女は記憶をなくしていた。
女は有名女優の留守宅に身を潜めていたが、女優の姪のベティに見つかる。
女はとっさに"リタ"と名乗るが、やがてベティに事情を打ち明ける。
同情したベティは彼女を助けようと決意、手がかりを求めて開けたリタのバッグには大金と青い鍵が入っていた・・・。
(公式サイトより)


冒頭のシーンから中盤までの流れは、デビット・リンチらしからぬ、わかりやすいサスペンスだなぁ〜と思ってた。
ところが、やっぱりやってくれました。
途中からいきなりリンチワールドに突き落とされ、時間の概念は崩壊し、得体の知れない不気味な世界に包まれる。
この気持ち悪さこそが、リンチ作品の魅力。
見終わった後、結局なんだったのか、解ったような解らなかったような不思議な感覚なんだけど、なぜか★3つつけてしまってる・・・。
posted by yukari at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画(サスペンス) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年01月07日

イン・ザ・カット

★★★☆☆
メグ・ライアン

in the cut:[割れ目、秘密の部分、安全な隠れ場所]
ギャンブラーが、他人のカードを盗み見るときに使う言葉。
意味は隙間、隠れ場所。
語源は女性性器。転じて、人から危害を加えられない安全な場所のこと。
大学で文学講師として働くフラニー(メグ・ライアン)は、人と適度な距離を保ち、決して心の中までは踏み込ませない。
ある日フラニーの家の近隣で猟奇的な殺人事件が起きる。聞き込み捜査に訪れた刑事マロイ(マーク・ラファロ)との危うい関係。次々に起きる新たな事件。激しく感情が揺れる中、フラニーは心の奥底にあった女の性が浮き彫りになっていく。
(公式サイトより抜粋)


かわいい系の女優さんはあまり好きではないけど、今回のメグ・ライアンはなかなか渋かった。(笑)
男に媚びないエロティシズム…。
女性の心の奥にある感情をさらけ出した女性視点のエロを、メグ・ライアンが「笑顔なし」で好演している。
サスペンスとしてのストーリーも面白いし、音楽も映像もすばらしい。
とくに音楽は、不思議な旋律の「ケ・セラ・セラ」が、この作品全体の不安定な気味の悪さをとてもうまく表現していると思う。
私としては期待以上の作品だった。
posted by yukari at 00:00| Comment(0) | TrackBack(1) | 映画(サスペンス) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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