2006年02月05日

博士の愛した数式

博士の愛した数式
http://hakase-movie.com/

★★★★☆
寺尾聡
深津絵里

若いシングルマザーの家政婦が、新しく担当したのは、
事故で記憶が80分しかもたなくなってしまった数学の博士だった。
80分で記憶が消えてしまう博士にとって、毎朝来る家政婦は常に初対面の相手。
「君の靴のサイズはいくつかね」
毎朝玄関で交わされるこの会話から、博士と家政婦の一日が始まる。
博士は他人と交流するとき、何を喋っていいかわからないとき、
数字の話をして相手とのコミュニケーションを図る。
一見小難しいと思われがちな数学だが、
博士が語る数字の話は、どれも温かく美しく、ワクワクした驚きとキラキラした発見に胸躍らされるものばかりだった…。


静かで穏やかな時間の中で、博士の「時は流れず」、
愛するものに寄り添うようにじっとそこに佇んでいる。
原作を読んでいないが、この映画に余計な説明はない。
ただ美しい時間が繰り返されている。
感情の高まりも、感動や悲しみの涙もない。
しかし確実に心の深いところに感動を憶える。
何にも似ていない。何処にも属さない。孤高の映画だ
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2006年02月04日

悪魔の棲む家

悪魔の棲む家
http://www.foxjapan.com/movies/amityville/

★★☆☆☆
ライアン・レイノルズ
メリッサ・ジョージ

1974年、NYで実際に起きた凄惨な一家殺人事件。
犯人はその家族の長男で、「家の中の声」に突き動かされて、
就寝中の両親や兄弟を次々とライフルで撃ち殺したという。
その後、事件を知らずにその家に移り住んだ家族に起こる不気味な体験を描いたドキュメントホラー。
79年に公開された同名作品のリメイク。


オリジナル版は見ていなかったので、私はこの物語は初体験。
「悪魔」というのは日本人にはどうも馴染めなくて、
あまり怖いと感じないけど、映像の不気味さや、
驚かせて怖がらせるシーンはそこそこ怖い。
お化け屋敷ムービーとしてはまあまあの出来かも。
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2006年02月03日

THE有頂天ホテル

THE有頂天ホテル
http://www.uchoten.com/

★★★☆☆
役所広司

「今年のうちに、心の中にある悩みをすっきりさせたい。」
「一年の終わりに、何かひとつくらい、いいことをしたい。」
みんながそんな思いを抱く大晦日。
ホテルの威信がかかったカウントダウンパーティーまであと2時間。
ホテルアバンティで働くホテルマンとそこへやって来る「訳あり」の宿泊客たち。みんな、その一夜限りの偶然の出来事に遭遇することをまだ知らない。
(公式サイトより)


素直に面白かった。
つい先日、WOWOWで「12人の優しい日本人」の舞台生中継を見て、
映画版とは違う緊張感があってあれはあれでとても面白かったのだけど、
この「THE有頂天ホテル」は、舞台的でありながらも、
やはり映画ならではの豪華キャストと、緻密に作り込まれた面白さがあった。
(もちろん「12人の優しい日本人」の映画版もそうだったけれど)

とにかく、登場人物それぞれのキャラが秀逸。(笑)

面白すぎる。奇想天外すぎる。アニメっぽい。
強烈な個性のキャラ達だが、
どこか「ああ、こんな人いる〜〜」と思える人々。
たかがドタバタお笑い映画とバカにする人でも、
思わず笑ってしまうはず。

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2006年02月02日

スタンドアップ

スタンドアップ
http://wwws.warnerbros.co.jp/standup/

★★★☆☆
シャーリーズ・セロン

夫のDV、職場のセクハラ、シングルマザーへの偏見など、
女性に降りかかるあらゆる困難から、ひとり立ち上がった女性のお話。
70年代後半アメリカ。
鉱山は長年「男の職場」だった。
暴力夫から逃れ、故郷に戻ったヒロイン、ジョージーが、
2人の子供を養うために鉱山で働き始める。
男性の職場に進出してきた少数の女性労働者たちは、
それを良く思わない男性労働者から酷いセクハラを受ける。
セクハラというよりは、ほとんどいじめや虐待である。
そしてそれは、ジョージーが10代の時に産んだ父親のわからない子供(長男)へのいじめにまで発展し、
ジョージーと長男の信頼関係も崩れそうになる。
ジョージーは立ち上がり、会社や男性労働者たちにひとり立ち向かうことを決意する。


っと、こういう説明では、ただの偏ったフェミニズム映画のようだけど、
(実際、内容的にはそうなんだけれど、)
壮絶なセクハラシーンと対照的に、
ヒロインを取り巻くまわりの人たちの現実や、家族愛などが、
彼女が立ち上がり、戦っていく上で深く関わってくるあたり、
うまくバランスがとれていて、偏った思想の気持ち悪さは全くない。
よ〜く考えたら「結局そういうことで問題解決するわけ?」というような事なんだけど、
なぜか深く感動させられ、良い映画だったと思わされる映画だ。
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2006年01月12日

ロード・オブ・ウォー

ロード・オブ・ウォー
http://www.lord-of-war.jp/index2.html

★★★☆☆
ニコラス・ケイジ

ロシア移民のユーリー(ニコラス・ケイジ)は、NYで弟とともに叔父の営む料理店を手伝っていた。
あるとき、ロシア人ギャングの銃撃戦を目撃したのをきっかけに、武器のニーズを察知したユーリーは、弟と二人で銃売買ビジネスを始める。
元ソビエト連邦が抱える大量の武器備蓄を、ウクライナ軍の将軍である叔父と共謀し他国に売りさばいたり、アフリカの戦時下の国々を相手にビジネスを展開したり、天才的な商才を発揮して巨万の富を得る。
やがてドラッグに溺れていく弟。
ユーリーは、ひとりで法の穴を巧みにくぐり抜け、武器ビジネスの世界で生き伸びていくが…。


コメディかと思ったら、社会派映画だった。(^_^;)
しかし、暗くなく、重くなく、軽いタッチで描いてあるので、
私にはちょうどいい感じ。結構おもしろかった。
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2006年01月07日

輪廻

輪廻
http://www.j-horror.com/

★★☆☆☆
優香
椎名桔平

35年前にとあるホテルで起きた大量無差別殺人事件。この事件を映画化するためのオーディションに参加した新人女優が次第に不思議な幻覚に悩まされていく。
(公式サイトより)


ホラー慣れしてる人には、わりと早い段階でオチが解ってしまうらしいが、
私は最後まで製作者の意図どおりに驚かされた。(笑)
そして、見た後、しばらく夜中にトイレに行くのが怖くなるとか、
ひとりでいると自分の後ろにだれかいるんじゃないかとか、
鏡に何か映ってるんじゃないかとか、
そういう「後遺症」を伴うジャパニーズホラー特有の怖さは相変わらず。

しかし、何が怖いって、一番怖かったのは、
上映中に客席を走った人影…。

劇中の「子供の幽霊」と同じような動きで、
スクリーン前の通路を走ってトイレに行った人!
こ、怖いやんかぁ〜〜〜。
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2005年12月31日

SAYURI

SAYURI
http://www.movies.co.jp/sayuri/

★★★★☆
チャン・ツィイー
渡辺謙

置屋に売られた幼い少女が唯一みつけた生きる希望は、
「あの人」に再び会うために、
花街一の芸者に成長することだった。
不思議な輝きを放つ瞳を持つ美しく聡明な芸者「さゆり」の
激動の時代を生き抜いた過酷な運命の物語。


この映画を見る前、予告CMやポスターの印象から、
「なにこれ?!こんな芸妓さんはいない!」と言ってたけど、
映画を見るともうそんなことは気にならなくなった。
ビジュアル的に変な部分は多々あっても、
本質的な部分では京都の花街のことを非常によく理解しているなぁと思う所もあって、
たぶん外国の人たちが持っている日本のイメージをさらにデフォルメして表現してあるのではないかと思う。
「シカゴ」を撮ったロブ・マーシャル監督らしい映像だったので、私はこのビジュアルも結構好きだ。

また、「外国人が演じるゲイシャ」というのも全く期待していなかったけど、
チャン・ツィイーもミシェル・ヨーもちゃんと日本人に見えたのには驚いた。
着物を着ての身のこなしから日本人らしい仕草まで見事に演じられていた。
さすがにアジアを代表する女優さんなんだなぁ…。

良いか悪いか、好きか嫌いか、
日本人にとっては評価が分かれる作品かもしれないけど、
私としては好きな作品だった。


追記
友人につきあって、もう一度見に行って気がついたこと。
チャン・ツィイーの不思議な踊りのシーンの最後の方、
三味線の音が「シカゴ」の中の曲のメロディーだった。…と思う。
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2005年12月07日

Mr. & Mrs.スミス

Mr. & Mrs.スミス
http://www.mr-and-mrs-smith.com/

★★☆☆☆
ブラッド・ピット
アンジェリーナ・ジョリー

運命的な出会いののち電撃結婚をし、「Mr. & Mrs.スミス」となったふたり。
しかし、お互い重大な秘密を明かしていなかった!
実は、ふたりの正体はスゴ腕の暗殺者。
しかも、ふたりは対立する組織に所属している。
ある日、それぞれの秘密組織が出した指令により、ミッション先でふたりはバッタリと出くわしてしまう。
正体がバレたら、愛する相手でも48時間以内に始末しなければならないのが、この世界のルール。
ふたりは一瞬にして対戦モードへと突入し、そのバトルは巨大秘密組織を巻き込む、想像を絶する「戦闘」へとエスカレートしていくのだった!!
(公式サイトより)


テレビCMの印象とはちょっと違った展開だった。
思ってたより軟弱なストーリーだったのでちょっと拍子抜け。
優秀な殺し屋なら最後まで全うして欲しい。
あれだけ壮絶な殺し合いをしておきながら、
セックスしたら仲直りって…。
ただのDVカップルみたい。(笑)
お互いにあれだけウソをつきまくっていて、
正体がバレたとたんに「実は…」なんていろいろ告白しても、
とうてい信じられないなぁ。
何が真実なんだか、見てる方も結局よくわからなかった。

でも、アンジェリーナ・ジョリーは期待通りかっこよくてセクシーで、彼女を見るだけでも充分価値はあるかも。
全体としては、まあまあ面白かった。
posted by yukari at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 最近見た映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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