2006年06月23日

不撓不屈

不撓不屈
http://www.herald.co.jp/official/futofukutsu/

★★★☆☆
滝田 栄
松坂慶子

「一円の取りすぎた税金もなく、一円の取り足らざる税金も無からしむべし」という信念をもって、税理士・飯塚毅は故郷の栃木県鹿沼市と東京に会計事務所を構えていた。
ある日、そんな飯塚の事務所や顧問先に突如税務調査が入った。
法人税基本通達二六五(当時)を根拠として、中小企業の経営と従業員への利益還元のために飯塚が勧めていた節税対策「別段賞与」について、国税局がこれを認めず、飯塚に脱税指導の嫌疑をかけてきたのだ。
嫌がらせとも言える理不尽で不当な調査。国税局の狙いは飯塚の税理士資格の剥奪にあるようだった。
「別段賞与は合法的で何の問題もない」という強い信念で、飯塚は国税局との長い闘いに挑む…。


本は読んでいないし、税務や税法など難しいことはわからないが、
正しいと思うことを決して曲げず、確固たる信念を持って闘う男の姿には感動。
まさに「不撓不屈」。
何が起ころうとぶれない揺るがない。
もちろんそれは、揺るぎようのない「正しい事」であるということが大前提だが、それでも、ある程度の妥協や、安易な道を選んでしまいがちなのが人間。
しかし、この飯塚氏は政治的な取引にも一切応じず、頑なに真正面から闘い続けた。
だからこそ、家族が支え、理解者も得られたのだろう。
なかなかこんな風には生きられるものではないが、人としてのあり方の理想ではある。

主演の滝田栄と妻役の松坂慶子は、イメージどおり、期待通りで安心して見ていられる演技だったが、三田村邦彦の悪役が結構良かった。
posted by yukari at 19:26| Comment(0) | TrackBack(3) | 最近見た映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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不撓不屈
Excerpt: ★★★★  いゃあ熱い!実に熱い作品だった。この物語は、TKCの創設者飯塚毅氏の若かりし日の記録である。 TKCといえば東証一部上場会社であり、全国税理士事務所のコンピューターシステムを束ねている会社..
Weblog: ケントのたそがれ劇場
Tracked: 2006-06-24 21:29

不撓不屈/高杉良
Excerpt: 飯塚毅氏を偉大な人物として崇めるか、あるいは目指すべき人物として近づこうとするか、これは大きな違いだと思います。日本の腐敗した官僚制度を嘆くより、信念を貫いた日本人がいたことに喜びを感じます。 ..
Weblog: 文学な?ブログ
Tracked: 2006-07-19 00:56

【劇場鑑賞70】不撓不屈
Excerpt: ”飯塚事件” 権力と闘った衝撃の実話。 1963年、税理士・飯塚毅は、たった一人で権力を相手に闘った・・・ すべてをかけて守るべき者がいる。
Weblog: ダディャーナザン!ナズェミデルンディス!!
Tracked: 2006-07-22 15:45
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